新年を無事迎え、1月4日から大学も仕事はじめ、脊椎班は、1月5日が手術のスタートでした。 今年も、1月6日(水曜)に目黒雅叙園にて、昭和大学が当番となって、東京医大、昭和大学、東邦大学の3大学が集まって行っている三大学整形外科手術手技研究会が開かれました。 歴史の古い友好関係のある私立3大学が集まって行う勉強会で、16回を迎えました。 今回のテーマは、脊椎変形矯正の手術手技で、それぞれの大学の脊椎専門医(東京医大;西村浩輔先生、東邦大学;飯田泰明先生、昭和大学;白幡敏之先生)が 自分の手術をビデオで供覧しながら、コツとピットフォールを話して、症例について討論しました。 座長は昨年から昭和大学の教授に就任した豊根知明先生でいろいろとコメントを加えていただきながらわかりやすく演題が進みました。 普段、なかなか他の施設の技術を見ることができないのですが、3つの施設で同じ術式について語りあうのはなかなか見応え、聞き応えのある内容です。 こういった専門領域の交流が、技術や考え方の発展、伝承につながることになると思います。