2018年2月13日(火)午後6時30分から東京医科大学病院にて、脊椎脊髄医療安全研究会が開催されました。リスクの高い脊椎脊髄手術の安全性を高めるため、医療安全を第一のテーマにした専門医、専門のパラメディカルが集まり、施設の垣根を超えた、日本の医療安全の概念を発展させる、地域の専門家による最初の検討会だと思います。東京医大、参宮橋脊椎病院、聖路加病院、船橋整形外科病院、警察病院などの脊椎専門医が集まり、下記の困難をきわめた手術に関する議論が行われました。経験豊富な医師による深い議論がなされ、今後の臨床に大きく役立つ検討が行われました。
演題名1「頚椎前方固定術後血腫による気道閉塞」
演題名2「頚椎前方固定術後に難治性瘻孔を生じた1例」
演題名3「頚椎前方固定術後、ケージの骨癒合不全のきたした症例の検討」
演題名4「腰椎後方除圧後に発生した、非除圧部位の狭窄による麻痺の1例」
演題名5「頚椎前方固定術単独での首下がり治療の適応と限界」
演題名6「内視鏡後の成人脊柱変形」
演題名7「他院で見逃された頸椎脱臼症例」