上嶋先生集談会
梅雨で雨模様の中、6月22日(土曜)に東京駅日本橋カンファレンスセンターで、上嶋智之先生(脊椎班、高松先生指導)が、第693回関東整形外科学会月例会の集談会で発表が行われました。東京医大整形外科の1年目医局員の学会デビューは、症例発表から始まります。患者さんを治療する時、過去にどのような治療が行われ、なぜ手術を選択したのか、その結果について医学的に考察を行うことで、論理的に治療が行うことができるができるようになります。発表後、論文を書くことで、新しい知見が皆の治療に役立てることができるようになります。上嶋先生が発表した頚椎症性筋萎縮症をきたした首下がり症の症例で、手術によって改善したものは、海外論文を含め2例目の報告で貴重な症例発表でした。何度も予演会をおこなった効果がでて、初めてとは思えないほどの立派な内容でした。今後の活躍が楽しみです。