2021年度入局の荒田 裕貴です。

東京医科大学整形外科へ入局してから、もうすぐ1年が経過します。

簡単な自己紹介を含め、整形外科1年目の様子を報告させていただきます。
私は、他大学を卒業後、2019年4月に東京医科大学病院の初期臨床研修医となりました。

東京医科大学病院は魅力溢れる診療科が多く、進路を決める際には、内科外科問わず様々な科で悩みましたが、私自身が幼少期からサッカーをしてきたこともあり、スポーツドクターになりたかったことと、

祖父が当科のOBであり縁があったことや、他大学出身の先生も多く、職場の雰囲気も良いことなどから、東京医科大学整形外科への入局を決めました。
我々1年目は、関節、脊椎、スポーツ、外傷、上肢、腫瘍といった各グループを2か月ごとにローテーションし、整形外科としての基礎を学ばせていただきます。

入局当初は分からないことだらけで、右往左往しながら何とか食らいついていくことで精一杯でしたが、理解が深まると共に、高度な知識の探求が面白いと思えるようになりました。

初めて経験する疾患を抱えた患者様を拝見させていただく際には、いつでも遠慮なく相談できる諸先輩方の手厚いサポートにより、患者様に安心していただける医療を提供するだけではなく、自分自身も研鑽を積む日々を過ごすことが出来ました。
そして、なにより私の目標であるスポーツドクターの一歩として、今年は第100回全国高校サッカー選手権大会や、日本女子フットサルリーグなどの大会において、会場業務をさせていただく機会を頂きました。

これも、スポーツグループのグループ長である原口先生や、東京医科大学整形外科 スポーツグループの歴代の先生方が積み上げてきた信頼や実績があってこそであり、感謝の気持ちと共に、身の引き締まる思いで活動させていただきました。

今後もスポーツ現場での経験を積み重ねて、さらに活躍の場を広げていけるように精進していきたいと思っております。

(第100回全国高校サッカー選手権大会 国立競技場での開幕戦 会場ドクター業務を終えて)