首下がり症は、歩くと頭が下がって前を見れなくなりますが、
初期は座っていたりすると下がらないので、診察室での診断が難しい疾患です。
そのため、最初は「肩こり」「頸椎症」と診断されることが多いです。
歩くと前が見れない
立つとふらつく、首が重くなる
うがいが困難
台所、新聞、読書など下を向いたあとに頭を持ち上げるのがつらい などを特徴とします。
最初は痛みがあるのですが、2週から1か月で痛みが少なくなり、他の人に言われて気づくことも多いです。
横になって休むと首はまっすぐになり楽になることが特徴です。
通常のX線ではなかなか診断がつきません。約8割以上が異常がはっきりしません。
しかし、うつぶせでX線を撮影すると頭が持ち上がらないことがはっきりします。
この方法の撮影方法は一般的でないのでほとんどの施設で行っていません。
そのため、医師や接骨院などで相談したけれど、なかなかはっきりしな場合、どうしてよいか相談したいことがあるかもしれません。
遠方の方で、当院での治療は困難な方は、セカンドオピニオンを受診してかかりつけの先生に治療方法についてお手紙を書くことができます。
手術を言われたけれど、迷っている方、どのようなリハビリをしたら良いか迷っている方、
当院では、「首下がり症」の診療経験が400例を超えて、豊富な臨床データがあります。
今後の治療について、整形外科の脊椎専門医によるセカンドオピニオンを受け付けています。
その方にあった治療、リハビリの方法などアドバイスをさせていただきたいです。
お役にたてたらと思いますので、下記にお問い合わせください。
かかりつけの先生の紹介状と画像CDがあれば助かりますが、用意できない場合はお話だけでも伺うことはできます。
<東京医科大学病院 総合相談・支援センター セカンドオピニオン担当>
電話:03-5339-3808(ダイヤルイン)
平日:8:30~16:30 第1・3・5土曜日:8:30~11:00
セカンドオピニオンは自由診療で行いますので、健康保険は使えません。
相談のお時間は最長60分までです。
検査画像や病理データは、別途診断料がかかります。
詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/second/