7月11日から12日にかけて、久留米市で開催された学会に参加してまいりました。
本学会は、多職種の専門家が一堂に会し、感染予防から治療、基礎研究に至るまで幅広い議論が行われる場であり、整形外科領域の感染対策を推進するうえで、極めて重要な学会です。

私たちは、手術部位感染の全国調査(J-DOS)の委員として活動しており、今回はその現状報告をさせていただきました。日本国内の感染対策の実態を正確に把握するためには、より多くの医療機関にご参加いただくことが不可欠です。今後も積極的に啓発活動を続けてまいりたいと考えております。

懇親会ではたくさんの先生方と情報交換することができ、有意義な2日間となりました。

また、本学会理事長の山本謙吾先生が、このたび任期を満了されました。山本先生は、20年前の手術部位感染全国調査を主導されるなど、長年にわたり本学会を力強く牽引してこられました。心より感謝申し上げるとともに、これまでのご尽力に敬意を表します。