2026年1月24日に新宿で開催された、血友病多職種連携ワークショップ “VOICE”に参加してきました。東京医科大学病院では臨床検査科が多くの血友病患者さんを診療されているため、整形外科でも血友病患者様を診療する機会があります。診療では臨床検査科の先生方に積極的にコミュニケーションをとっていただきながら、さらに連携を深めていくなかで、今回のワークショップにもお誘いいただきました。
SDMは”Shared Decision Making”の略で、患者さんと医療者が、治療法を一緒に決めるプロセスのことです。「どの治療が医学的に正しいか」ではなく、「患者様の生活・希望・大切にしたい事に合う治療はどれか」を医療者と共同意思決定できるように、治療選択肢、長所短所を多職種で話し合い、患者様へ提示していくまでのプロセスを発表しあいました。
今回、新たな発見として、多職種の幅が自身が思っていたよりも非常に広かった点がありました。普段の診療連携では、内科医、理学療法士、検査技師さんなどが直接連携を取り合っているのですが、心理士さん、内科外来の看護師さん、医療事務さんなどとはコミュニケーションをとったことがなく、整形外科が関わらない領域での血友病患者さんへのアプローチを知ることができました。
勉強会に参加する、手術見学に行く、学会に参加して研究したことをアウトプットすることはこれまで行ってきたことでしたが、多職種と患者さんへ治療方針について考えるワークショップはほとんどない機会であり、また、機会があれば積極的に参加し患者さんとのかかわり方についても引き出しを増やしていきたいと思います。また、ワークショップを開催していただきました中外製薬の皆様、事前ミーティングから当日の運営まで誠にありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
関 健
ワークショップには当院からは臨床検査科の先生、私、臨床検査技師、看護師さんが参加し、八王子医療センターからも多くの先生が参加されました。右は当院臨床検査技師の秋山忍先生。

