整形外科バイオマテリアル研究会
整形外科手術は、人体の再生、再建にさまざまなインプラントを使用するので、その材質研究も重要なテーマとなります。理想的な人工骨、例えば骨と強度が類似し、骨誘導、骨伝導能、生体活性、抗菌能などがあると、自家骨と同じような働きを持つことができます。Agが近年では抗菌性で注目されています。東京医大では、基礎的研究から臨床まで新規医療材料についてさまざまな研究を続けています。今年は、12月2日に岡山大学病院の講堂で行われ、東京医大からは、関先生がセラミック人工股関節の耐久性について、遠藤講師が頚椎前方固定後の後方要素の可動性について発表し、活発な議論が交わされ大変勉強になりました。天候に恵まれ、発表終了後に紅葉がきれいな後楽園、岡山城を散策して帰りました。
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