2021年度入局の廣瀬秀花です。

 

私の入局1年目について自己紹介を交えてご報告させていただきます。

 

私は他大学を卒業後、埼玉県の市中病院で初期研修を行いました。学生の時は進む科は決めていませんでしたが、初期研修で整形外科の楽しさに魅了され、地域研修先が当医局の関連病院だった御縁で入局を決めました。

 

私は入局直後の5月に妊娠が判明し、1年目のほとんどを妊娠期間として過ごしました。妊娠判明直後に医局長に報告をし、放射線を使う手術や当直・オンコールの免除など配慮をしていただきました。また、悪阻のため約一ヶ月間の休職や切迫早産のため予定よりも早く産休に入らせていただくなど急な長期のお休みをいただくこともありました。妊娠期間を通して体調は万全ではありませんでしたが、病棟業務や外来業務など無理のない範囲で仕事をさせていただけました。妊娠が判明した際は不安がたくさんありましたが、医局の先生方に多大なサポートをしていただけたため可能な限り仕事を続けることが出来ました。

 

そして無事に出産を終え、産後2ヶ月で復帰させていただきました。育休を取ることも可能でしたが、私は早く仕事に復帰したく、医局長にご相談したところ快く受け入れていただきました。現在、仕事に育児にと目まぐるしい毎日が続いていますが、1年目の遅れを取り戻すべく日々勉強させていただいています。

 

整形外科は女性医師が少ない診療科ですが、整形外科に興味はあるものの妊娠や育児のことを考えて敬遠している学生さんや研修医の方にもぜひ当医局を検討していただけたら嬉しいです。