第35回日本整形外科基礎学術集会開催
第35回日本整形外科基礎学術集が10月15日(木)、16日(金)に新宿京王プラザホテルにて、山本教授主催にて開催されました。コロナ感染の影響でWeb live開催で、活発な討論が繰り広げられました。脊髄損傷の再生研究、椎間板、人工関節の摩耗、AI、ロボットを使用したリハビリなど多くの演題が集まりました。臨床医の基礎研究の意義は、臨床で得られた疑問や知見を基礎研究で解明し、その成果を臨床に還元することで、臨床医の発想や疑問は、常に診療の中にあります(福島県立医大菊地臣一先生)。臨床医でないと気付かない事実をもとに行う基礎研究の意義は大変大きなものです。医局員は、それぞれの部屋ごとに配置され、座長、演者の参加確認、音量の確認など演題進行のチェックをしていて、通常開催と別の部分に気を使うことが多い一方、臨床に関連した基礎医学を通じて将来の医学に貢献できるすばらしい演題にじっくり触れることができました。正岡准教授が準備部長としてスタートし、医局スタッフが山本教授のもとプログラムを作成し、秘書さん、出向中の医局員、OB、医局員の皆で準備した、手作りの学会でした。写真は学会場で演題をチェックしているところです。東京医大整形外科の新しい歴史となったことと思います。お疲れさまでした。