12月11日に東京医科大学 解剖実習室において第2回の当科主催の整形外科Cadaver Surgical Training(CST)が行われました。今回も前回に引き続き若手の医局員を対象に四肢骨折に対するアプローチを中心としたCSTを行いました。
まず外傷G班長の畠中孝則先生による四肢周囲解剖、骨折型による治療戦略などの講義を行い、その後2グループに分かれ実習開始、皮切から術野の展開、仮定する骨折部まで周囲の神経血管束を一つ一つ確認しながら行うことができ、また実際にプレート固定やKワイヤーを用いたピンニングなどの実践手技も経験することができ大変有意義な研究会となりました。
この場をお借りして、解剖学教室の河田先生をはじめ、ご協力頂いた教室員の皆様に感謝申し上げます。
次回も医局員にとって更に有益な研究会になるよう努めていきたいと思います。
医局長
石田常仁
懐かしの東京医大校舎にて(解剖実習室前の階段)