入局4年目の奥田貴彦と申します。
先日、第22回子ども医学講座「体験を通して医学の基礎知識を学ぼう。」に参加いたしました。
当講座は、小学校5年生~中学3年生とその保護者の40組80名を対象に、医療行為の体験を通して医学の基礎知識を学べる院内の夏休み企画です。
当科からは石田常仁先生、今村翔一先生、奥田の3名で参加いたしました。当科は応急手当ブースで、まず人体における骨の働きと骨折について大まかに説明し、子どもたち同士でペアを組んでもらい、身の回りにあるもの(段ボール、ペットボトル、雑誌、タオル、Tシャツなど)で外固定を相手にしてあげる体験を実施しました。
同伴されている保護者からも整形外科領域の活発な質疑もあり、非常に盛況なブースとなりました。
他ブースでは救命科、呼吸器内科、循環器内科の先生方が同様に参加しておりました。
この日の体験が、子どもたちが医学に興味を持ち、医師を目指す一助になりましたら幸いです。
厳しくも暖かい目線で子供たちに説明をする今村先生
前腕骨の解説をする石田先生
シュミレーター(骨折君)との写真