2025年8月21-22日に関西医科大学で行われたセメントTHAセミナーに関節班の関と星が参加したため報告させていただきます。
東京医科大学では人工股関節のインプラントの固定は骨セメントを使用しないセメントレスが主体ですが、骨脆弱性のある症例や再置換手術時は骨セメントを使用することが望ましい症例も多々あります。
関西医科大学では人工股関節を全例セメント固定で行っており、股関節グループの知識的にも手技的にも経験豊富な先生方から2日間、講義、手術見学、ワークショップの形で勉強をさせていただきました。朝7時45分から19時までのハードなセミナーでしたが、それだけに得るものも非常に多かったです。
自身の得意な術式で勝負するだけではなく、患者さんそれぞれにあった適切な術式プランニングが立てられるように、今回学んだ知識を臨床に生かしていこうと思います。
ワークショップで大腿骨に骨セメントを注入する星先生
骨切りした大腿骨をネフスロンテープを用いて固定する関先生