8月になり夏の盛りとなってきました。

8月1日に新宿京王プラザホテルで東京医大整形外科学教室(山本謙吾主任教授)主催の西新宿整形外科研究会が開かれました。 今回は、脊椎、足の外科、ロコモティブシンドロームについてのテーマで東京医大病院との病診連携に参加していただいている 近隣の整形外科の先生達や医局OBの先生達が多く参加していただき大変盛況な会が開かれました。

慶應義塾大学整形外科教授の松本守雄先生が「特発性側弯症診療のup to date」、 シミズ病院副院長の奥田龍三先生が「重度外反母趾の手術療法」、田辺整形外科医院院長の田邊秀樹先生が「ロコモティブシンドロームの今後」についてのご講演がありました。 側弯の診断と装具使用、母趾の回内に対する変形矯正、体の固さの意味、子供のロコもなど最新の知見を整形外科の幅広い分野にわたって知ることができました。 体力が低下すると意欲の低下につながり、最近の子供は、運動をしない子供と運動しすぎる子供と二極化しているそうです。 講演によって日整会専門医資格継続単位・教育研修単位を所得することができました。

近隣医師の意見交換や、臨床に役立つ貴重な最近の知見をまとまって学ぶことができる貴重な機会であったことと思います。