今年は長かった梅雨も明け、夏の盛りとなってきました。 7月30日に新宿京王プラザホテルで東京医大整形外科学教室(山本謙吾主任教授)主催の西新宿整形外科研究会が開かれました。 今回は、股関節外科、手の外科、脊椎脊髄についてのテーマで東京医大病院との病診連携に参加していただいている近隣の整形外科の先生達や医局OBの先生達が多く参加していただき大変盛況な会が開かれました。 整形外科の知見を学外のエキスパートから聞くことによって明日の診察、研究に大いに役立ちます。 北里大学整形外科教授の高平尚伸先生が「股関節症に対する低侵襲を目指した手術の実際」、信州大学の内山茂晴先生が「手指屈筋腱断裂に対する腱移植」、和歌山県立医大の吉田宗人先生が「脊椎脊髄の疫学研究から見た常識との違いと臨床的意義」についてのご講演がありました。 講演によって日整会専門医資格継続単位・運動器リハビリセラピストの教育研修単位を所得することができました。 新人からベテランまで役に立つ最近の海外国内の最新情報を知ることができ、近隣医師の意見交換や、臨床に役立つ貴重な最近の知見をまとまって学ぶことができる貴重な機会でした。 夏の暑さに負けないよう乗り切りましょう。