日本整形外科学術集会は、年に1回行われる整形外科学会でも全体を網羅する一番大きな学会です。
今年は、第90回学術集会が仙台で5月18日(金)から21日(日)の4日間行われ、東京医大からは山本教授指導のもと23演題の発表がありました。
東日本大震災後、初の東北での開催でテーマは復興と再生です。
一般の学会と異なり、演題に採用されるのに65%の採用率で優秀演題のみが発表となります。
脊椎、関節、スポーツ、外傷、腫瘍とそれぞれの班から演題が出されこの時は医局員の半分以上が学会に参加し、発表します。
シニアの医師は自分の専門外の知見を得ることができ、中堅医局員は同年代医師の発表を聞いて刺激を受ける機会となります。
新人医局員は全員参加で整形外科の発展と自分達の将来と重ね合わせて考えるチャンスとなります。
広瀬川のほとり緑の中、ウグイスが鳴いていました。
森の中で木漏れ日に触れながら、医師としての夢、手術、研究など考えて、今年発表した人は来年さらに発展させて、まだ発表していない人は演者となって発表できるよう頑張りましょう。