サマーセミナー 2019
今年の梅雨は長く、小雨が降る中での開催となりました。7月20日に新宿京王プラザホテルで東京医大整形外科学学分野(山本謙吾主任教授)主催の西新宿整形外科研究会が開かれました。今回は、新病院が開院して最初の会で、多くのドクターが集まりました。テーマは、手の外科、膝関節外科、リハビリについてでした。医局員だけでなく、東京医大病院との病診連携に参加していただいている近隣の整形外科の先生達や医局OBの先生達が多く参加していただき大変盛況な会が開かれました。最新の整形外科学の知見を幅広く学外のエキスパートから聞く貴重な機会となります。奈良県立医科大学整形外科教授の面川庄平先生が「手関節痛の診断と治療」、佐賀大学の馬渡正明教授が「人工股関節置換術と術後合併症対策」、和歌山県立医科大学の田島文博教授が「慢性期疼痛と運動器リハビリテーション」についてのご講演がありました。講演によってさまざまな分野の日整会専門医資格継続単位・手の外科教育研修単位を所得することができました。新人からベテランまでに役立つ最先端の海外国内の情報を知ることができ、さらに新病院の紹介、近隣医師の意見交換や、臨床に役立つ貴重な最近の知見をまとまって学ぶことができる貴重な機会でした。
東京医科大学整形外科学分野 主任教授 山本謙吾
東京医科大学整形外科学分野 教授 西田 淳