西新宿整形外科研究会 ウインターセミナー2018
立春が過ぎ、長かった冬が終わろうとしています。街中では、白梅、紅梅が少しずつ咲いておりました。2月3日(土曜)に新宿京王プラザホテルにて恒例の西新宿整形外科研究会が山本謙吾主任教授のもと開催されました。OB会のご協力もあり回を重ねるごとに盛会となり、今回は270人と多数のご参加をいただきました。今回の講師は、関節分野から長崎大学の尾崎誠教授が「人工股関節の最近の話題と機種選択」、脊椎分野は東海大学教授の渡辺雅彦教授が「上位頚椎損傷、損傷形態に応じた治療」、外傷分野は室岡整形外科病院の古町克朗先生による「舟状骨骨折・偽関節」についてのご講演がありました。尾崎先生は、人工股関節の機種選択、問題点について、渡邉先生は上位頚椎の外傷を病態別に分類し治療法を呈示なさり、古町先生は、舟状骨の解剖、治療の歴史、偽関節の解決についてご講演をいただきました。
都立大塚病院の三部部長のご挨拶の後、近隣の先生方と情報交換を行い、また、今後の臨床に役立つ大変有意義な時間を過ごすことができました。写真は、講演風景、京王プラザホテルに飾られたひな人形です。寒い日が続きますがご自愛ください。