切らずに治す、腰椎椎間板ヘルニア

ヘルニアをとかして治療する方法(経皮的髄核融解術)の紹介

 

今までは、レーザーや内視鏡手術といった治療が行われていましたが、2018年4月から。局所麻酔で椎間板を構成する髄核を融解することで、脱出したヘルニアの圧を下げ疼痛を緩和させるヘルニコア(コンドリアーゼ)が開発され臨床での使用が許可されました。適応は、適応:内服、神経根ブロックで効果が無かった、後縦靭帯下脱出ヘルニアで、レーザーと異なり保険適応され、またヘルニア摘出術より手術費用も少なくてすみます。局所麻酔で痛みが少なく30分程度の短時間すむのが特徴で、1,2泊の入院で行われることが多いです。保存的治療と手術治療の中間的存在と考えることができます。新規治療で、脊椎外科の専門医のいる施設で行うことが義務付けられています。
現時点の当院および関連病院での約90例の治療結果では、80%以上の人が手術を避けることができました。ヘルニアの含水量や出方によって、数日か数週で効果のでるパターン、2か月で効果がでるパターン、3か月の経過で改善するパターンが存在します。3か月を経ても効果が出ない人は手術を検討します。
静岡県では、熱海の所記念病院でも行っております。

詳しくは、

https://tmuortho.net/sekitsuiblog/herunikoa/#:~:text=%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%82%A2%EF%BC%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BC%EF%BC%89%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

日本経済新聞でも紹介されています。

https://tmuortho.net/sekitsuiblog/%e5%bd%93%e9%99%a2%e3%81%a7%e3%81%ae%e3%83%98%e3%83%ab%e3%83%8b%e3%82%b3%e3%82%a2%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%b5%8c%e6%b8%88%e6%96%b0%e8%81%9e%e3%81%ab%e6%8e%b2%e8%bc%89%ef%bc%8820/