前を向いて長く歩けない、下を向いた作業が続くと首が持ち上がらなくなる。
これらが首下がり症の初期症状です。
首下がりは、初期治療が遅れると、首を支えている靭帯や筋肉が伸びきってしまうのでなかなか改善しずらくなります。
組織が伸びきった状態とならないようにするには、下を向く作業を長く行う場合はに装具が必用です。
しかし、首下がりはすべて同じでなく、首下がりの種類によって装具療法の種類も異なります(リハビリも異なります)。
首のカラーは、首の靭帯が伸びきらないよう予防するために必要ですが、きつく巻くと首の動きが悪くなるので、ゆるく巻くことが大切です。
鎖骨ベルトは、くびの姿勢を起こすのに有用です(下図)。
首下がりに対する分類を知る必要があります。
首下がりの分類はまず、首の付け根からの重心線が骨盤の前に行くか、後にいくかで考えます(白い線の部分です)。
首下がり分類によって下がった首に対する、首から下の状態を判断してどこに装具をあてるか(リハビリも含めて)考えます。
下記がその装具の1例です。頸椎だけの装具では不十分な場合があり、一方で腰椎の装具で首が楽になることもあります。
是非、専門家に聞いてみてください。
一般外来とは別に、遠方からくる方、時間をとって専門医の話を聞きたい方は、予約外来(有料)があります。
下記を参照のうえ、電話でお問い合わせお願いします。
東京医大 メディカーサ(整形) | 東京医科大学 整形外科学分野 (tmuortho.com)
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