11月下旬 ペインと脊椎の合同カンファ

東京医大と警察病院の麻酔科(ペインクリニック)と脊椎グループでの合同カンファが行われました。難治性疼痛の患者さんの痛みと治療を検討しながら、それぞれの痛みに対するアプローチに関する情報交換を行うためです。
痛みにはいろいろな原因がありますが、治療方法も多く、高周波、熱焼灼、エコーガイド下腕神経叢、神経根ブロックなど大変勉強になりました。

○英語抄読会
3か月間前からXia先生が参加してしてもらえて、すべてが英語で行われるようになりました。
今週は中島先生の当番でLow back painとfacet pain, block治療についてdiscussionです。
朝7時30分からの30分ですが、継続は力なり、を信じてやっています。Xia先生3か月間ありがとう。

11月上旬 側弯症

秋は学会の季節です。春の日整会は整形外科全体の学会ですが、秋は、腰痛、関節、足の外科、リウマチなどさまざまな学会があり、それぞれの専門分野で最近の知見を話し合います。東京や関東で行われることもありますが、地方で開催されることも多くその時は、現場から離れて泊りがけで出張することとなります。おそらく自分ではなかなか行く機会がないと思われる地方都市に行くと、偶然の自然や町がとても新鮮に感じます。写真は高知空港です。

先日、北里大学の高相教授の講演を聞く機会に恵まれました。側弯の歴史と医療の歴史、整形外科の歴史が古代から重なっていることから、側弯症の原因、ハリントンロッド、レンケ、ロイ・カミーユ、growing rodなどインストの歴史を経て、現在の側弯症手術のコツを教えていただきとても勉強になりました。特にrib humpに対する肋骨形成術、ネスフロンテープを駆使した矯正術を興味深く聞かせてもらいました。