SVAは、C7からの垂線で体幹の前傾を示す指標となっています。 しかし、股関節や膝関節の姿勢の影響を受けるので、下肢も含めた全体像を見た方が良い場合には良いのですが、脊椎から骨盤の曲がりのみを見たい場合には不正確となってしまいます。 T1と股関節中心、仙骨中枢終板中央を結んだ角度をTPAと呼んでいます。 20度以上になると、ODI40点以上となるようです(参考:Protopsaltis T et al. JBJS 2014)