脊髄終糸の過緊張 (tight filum termimale:TFT)によって腰痛、下肢痛が発症します。
診断基準
- 1. 腰痛または、下肢痛、時として上肢しびれ
- 2. 膀胱直腸障害 頻尿1日6回夜間3回以上
- 3. 脊椎前屈障害(25cm以上床から離れている)
- 4. 画像所見に一致しない神経所見と疼痛
- 5. 誘発テスト (頸椎前屈で痛みが増強) 駒形ら;臨床整形外科、1996
長時間のすわり仕事、首や体を前屈する姿勢はよくありません。
東京医科大学 整形外科 遠藤健司
- 参考図書:
- 日本人の腰痛(丸善出版):遠藤健司著