8月29日,30日とソウルのカトリック大学でのスパインシンポジウムに参加し、広島市立安佐市民病院の藤原靖部長の推薦で特別講演をしてまいりました。カトリック大学の聖母病院は韓国での5大病院のひとつと言われ、整形外科は、年間約73,000人の外来患者、29,000人以上の入院患者、5,000件以上の手術を行っているとのことでした。左の写真の奥の高い建物が病院で、下の写真の手前の白い建物が医学部です。脊椎班の人達とdiscussionも行いました。シンポジウムは、関連病院を中心とした脊椎の研究会で病院講堂で行われました。テーマは成人脊柱変形ですが、MIS,LIF,内視鏡などいろいろな内容で脳神経外科の先生も多かったです。私は首下がり症の治療について話しました。韓国では、首下がり症の治療は少ないようでした。日本では独居の高齢者女性が多く、治療対象となることが多いためだと思います。その他のミーティングで、コンドリアーゼ、脊損ステミラック治療など紹介し、夜はおいしい焼肉をご馳走になりました。一人で海外に行って、韓国で日本人一人で講演するのは初めてだったので不安でしたが、行ったら皆親切で、大変よくしていただきました。(遠藤記)https://www.cmcseoul.or.kr/page/jp/department/A/157/1