6月後半 英語発表勉強会
国際学会に行くと、せっかくの発表なのに英語のプレゼンが下手なためにくやしい思いをすることがあります。医局の宮本先生が、前回の国際腰痛学会でとてもそう感じたらしく英語の勉強会をしようと発案があり、6月20日に英語発表勉強会をおこないました。東京医大の国際医療情報センターのバロガ先生に講師をお願いし、バロガ先生に英語プレゼンのこつを講義していただき、その後、実際に英語で発表、英語で座長、英語で質問とそれぞれが分担して行い、バロガ先生に間違いの訂正や改善点を指摘していただき、次回の勉強会までにそれらを訂正して再度発表という流れとなりました。
ただ原稿を読んで内容を話すだけでなく、英語の発音以前に内容を英語で理解してアイコンタクトや自分の言葉で話すことが大切であることなど大変勉強になりました。毎月1回継続してゆきたいと思います。
(写真は、国際腰痛学会で発表:オランダ、アムステルダム)
6月前半 日本整形外科学術集会
5月23日-26日にかけて広島で日本整形外科学術集会がありました。初夏の気候のなか毎日晴れ日が続きクールビズでなかったので汗をかきながらの移動でした。日本整形外科学術集会は、年に1回の臨床研究を発表する場で、参加数は毎年6000人を超す整形外科の学会では一番大きな学会です。演題の採用率が毎年40~60%のなか東京医大からは29演題が発表されました。今年は若手の発表が台頭してきたことが特徴で、英語発表を含め日整会デビューが5人を占めました。専門分野だけでなく、さまざまな分野の教育研修があるためあちこちの会場をはじごをしながら専門医継続の単位を所得しました。
学会最終日には、日本の整形外科を発展させてきた高名な先生達の講演があり、80過ぎてもお元気な姿で説明する姿に感銘を受けました。今回、整形入局希望の2人の研修医も参加して貴重な経験をしたと思います。
学会中、サッカー大会があり、東京医大は3位となりました。来年は、愚直の一念で研究をさらに進めていきたいと思います。