紅葉がきれいな季節となりました。 11月26日(土曜)御茶ノ水の東京医科歯科大学で後縦靭帯骨化症(OPLL)の病態解明と治療法開発に関する会議が開かれました。 i-PS細胞を使用した基礎実験、遺伝子検索、創薬、病態までさまざまな研究が検討され東京医大では、三浦教授、今給黎教授、山本教授の3代にわたって研究班に属していて、長年の研究実績を持ちます。 現在のOPLL関連研究として、
1)OPLLの歩行障害とMRI画像の関連、転倒リスク
2)救命に搬送された軽微な外傷によって発生したOPLL関連の頸髄損傷
3)OPLL手術後アライメント不良例の検討
4)OPLLとDISH合併症例のアライメントと骨代謝
を研究しています。 今回は3)に関連して、OPLLに対する頚椎椎弓形成術後の後弯発症について、脊椎班の関健Drが発表しました。 会議では患者さまの会の方参加の中、OPLLに関する日本のトップランナー達による質の高い論議が行われました。 研究会による多施設研究も現在3件進行中です。 今後、精度を高めて論文にして役立てもらえるようにしたいと思います。 ご協力お願いします。