今回はロッカーの鍵に関するお話です。
私のようなAcademic visitorにはロッカーが与えられていないため、着替えや貴重品、荷物の置き場に困ります。今回私の2人のホストは心優しく自分のロッカーを自由に使っていいぞとのことで使わせていただくことに。
当然鍵がかかっているのですが、これがまた曲者でした。。
下の写真の様に日本でも見たことあるような無いような鍵です。

前日にメールでパスワードは、5-16-22(実際とは異なります)とだけ教えてもらう。
OKと軽く返事をし、いざ朝ロッカーに行って、5に合わせ、右回転で16→22と合わせるも一向に開かず。。
近くにいる人に教えてもらおうとしたが、ホストのパスワードを教えてしまうのはマズイと消極的、さらにもう入室が迫っているし、焦っているとホストのDr Jonathanがいつもの笑顔で“Hi, Tsune, What’s up?”と助け船。
“I can’t open your locker. It takes more than 10 minutes.” (頑張ってますアピール)
Youは、この鍵(Master Lock)使ったことあるのかと聞かれ、Never !!とはっきり答えた。
そうすると優しいDr Jonathanは、まず時計回りに回して「5」に合わせる、次に反時計回りに「16」を1回通過して2回目の「16」で止める、最後に時計回りに「22」で止めると説明してくれた。その時はマスターしたつもりだったが、次の日もう一人のホストのDr Jerabeckのロッカーでも開かない事件が起きた。どうやら最初の数字を時計回りに合わせる時に何回か回してからの方が良いとアドバイスされ、Dr Jerabeckから練習してみなさいと。何回か練習するうちに完璧に開けれる様になり、最後にはyouは今や“Mr. Master Lock”だなとお褒めいただいた。ただ自分がなりたいのは、どちらかと言うと“Mr. MAKO”ですが。。
Mr. MAKOへの道のりはまだまだ遠いようです。

石田常仁

無事に心開いてくれた“Master Lock”