2023年10月27日,28日にヒルトン福岡シーホークで開催された第50回日本股関節学会学術集会にて発表させていただきましたのでご報告させていただきます。
宍戸教授,立岩先生,石田先生,岩城先生,芝入で参加し共に発表を行いました。自分は先日長女が生まれたため福岡へ日帰りでの忙しい学会参加となりました。本学会は当院でも多く行われている人工股関節全置換術含め,関節温存術,股関節鏡視下手術について様々な発表が行われており人工関節だけではなく股関節の手術に対して知識を深めることができました。近年当院にも導入されたロボット支援下人工関節手術に対しても多くの施設での発表があり,今後の診療と手術に活用できるアイディアを学ぶことができました。
私は「大腿骨頸部骨折に対する骨接合術の治療成績および予後不良因子の検討」というタイトルで発表させていただきました。当院で行った非転位型の大腿骨頚部骨折に対しての成績良好群と不良群での差異について考察しました。
参加されている先生からも質問をいただき,有意義な討論が出来ました。他大学の先生と情報を共有することで,今後の研究の方向性をより明確にすることが出来ました。今回の学会で学んだことを生かし,患者様へフィードバックしていきたいと思います。
芝入雄一