2014年1月17日に東京医科大学にて「第3回東京股関節鏡勉強会」を開催しました。 当教室の山本教授の挨拶の後、症例検討会を行いました。


挨拶をする山本教授

症例検討では東京慈恵会医科大学の藤井先生に座長をお願いし、関節唇再建術やトップアスリートに対する股関節鏡視下手術症例などの発表が行われました。東京医科大学からは山藤が「関節唇石灰化を伴う関節唇損傷に対する股関節鏡視下修復術」を発表しました。

 


座長の藤井先生を中心としたディスカッション

今回多くの先生方にご参加いただき、股関節を専門に治療に当たられている股関節外科医の先生と、スポーツや関節鏡を専門とするスポーツ整形外科医の先生が一同に介して行うディスカッションは大変有意義であり、東京医科大学から参加した多くの若手整形外科医も大きな刺激を受けました。専門の垣根なく東京そして日本の股関節鏡視下手術が発展していくこと今、必要なのだと改めて感じました。


トップアスリートに対する股関節鏡手術について発表する立石先生

症例検討が長引き、モデルボーンによるワークショップは延期となり、東京医科大学によるデモンストレーションのみを行い、3回目を迎える「東京股関節鏡勉強会」は終了いたしました。

近年、注目を浴びている股関節鏡視下手術ですが、その適応や手術手技はいまだ確立しておらず、各大学・各施設が力を合わせて正しく股関節鏡視下手術を普及・発展させていくこと重要であり、今後も東京股関節勉強会を継続して行きたいと考えています。  第4回の勉強会は7月4日に開催予定です。東京および近郊で股関節鏡視下手術に興味のあるかたは是非ご連絡ください。

(問い合わせ:山藤 崇 mail: sports@tokyo-med.ac.jp