AOA-JOA exchange traveling fellow 迎え“新宿流OMOTENASHI”

今回American Orthopaedic Association (AOA) – Japanese Orthopaedic Association (JOA) exchange traveling fellowship のプログラムでDr. Tessa Balach（University of Chicago）、Dr. Shen-Ying Richard Ma（University of Missouri）、Dr. Jean-Claude G. D’Allevrand（Landstuhl Regional Medical Center）、Dr. John Alan Scolaro（University of California, Irvine）の4人の先生方が、AOA代表として当科を訪問し、交流する貴重な機会を得ましたのでご報告いたします。

5月24日品川プリンスホテルロビーにて待ち合わせ。当科からは筆者と畠中Drで向かい無事合流し、軽い挨拶を交わし“新宿流OMOTENASHI”のミッションスタート。

２台のタクシーで分乗し新宿へ向かい、初台南で高速を降りると新宿高層ビル群がまずお出迎え。わざとパークハイアット東京や都庁の前を通り“Now we get arrived at Shinjuku, center of Tokyo, like Manhattan in NY”とここぞとばかりに都会アピールのジャブを繰り出すもやや不発気味。病院には、ほぼ予定通り到着し、The Statue of Hippocratesが構える臨床講堂に案内する。山本謙吾主任教授のWelcome speechに始まり、筆者による東京、新宿自慢や当科グループ紹介、本日のスケジュールを話し、Dr. Shen-Ying (Richard) Maはスポーツ班で手術見学とディスカッションへ、他の3人は、腫瘍、外傷班とのディスカションにて西田淳教授マネージメントの上、プレゼンテーションが始まった。Dr. Tessa Balachは、“PARITY: Prophylactic Antibiotic Regiments in Tumor Surgery”、 Dr. Jean-Claude G. D’Allevrandは、“Limb Salvage and Reconstruction after Blast and Ballistic Injury”、 Dr. John Alan Scolaroは、“Management of geriatric pelvic and acetabular fractures”のプレゼンテーションをそれぞれ行い、医局員が拙い英語での質問ながらも皆丁寧に答えてくれ感謝。その後当科より辻Dr、西田Drのプレゼンテーションを行い、午前中のミッションは終了。ランチは、レストラン青山のスペシャル御膳（sashimi, tempura, sukiyakiなど日本食の夢の共演、まさにOhtani, Ichiro, Matsuiと説明、ややウケ）を食してもらい、いざ新宿観光へ。。（筆者、立岩、関、宮内、辻、石川Dr同伴）

まずは都庁見学。事前に英語ガイドは当日行かないといるかわからないと役所らしからぬアバウトなシステムではあったが、運良く優しいガイドに出会い、議会場や展望室など我々も初めてでfellowsよりやや興奮気味に見学。その後眼下の新宿中央公園に移動し、散歩＆スタバでのcoffee break。米国での漢字ブームの話や日本の研修医、整形外科医の話などで盛り上がった。そして今年の4月にオープンしたばかりの歌舞伎町タワーへ向かった。途中歌舞伎町のドンキ・ホーテに寄り、とにかく明るいDr. Tessa Balachは、ドン、ドン、ドン、ドンキーのテーマソングを口ずさみながらバックを購入。歌舞伎町タワーでもどん、どん、どんと太鼓の達人やUFOキャッチャー、ガチャガチャなど日本ぽい遊びを十分に堪能していただいた。陽が沈みかけた夕方には、ディナーのためパークハイアット東京、52階のニューヨークグリルへ移動。このホテルは2004年にアカデミー脚本賞の『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台となっていたらしくfellowsの方が色々と詳しく、逆に質問されるも映画自体がわからず、まさにthrow up my hands。。。しかしながらディナーでは西田、宍戸教授、西村Drが加わり、アメリカ人に敢えて日本のアメリカンコース料理をコンセプトに夜景とワインと共に楽しい時間は過ぎていった。最後に西田教授より感謝状を渡し、“新宿流OMOTENASHI”のミッションは終了した。