東京医大の整形外科は、サッカー選手の入院が多い。
その理由は、香取先生が全日本サッカーチーム、山藤先生が鹿島アントラース、松永先生が若手全日本のサッカーチームドクターをしているから、いろいろな選手が手術を受けに入院し、またその他のアスリートの人達が集まるからです。
今回、アメリカのボストンで、香取先生による、Cadaveric Knee Workshop膝内視鏡セミナーが開かれました。
全国から一流の技術を見学しようと多くのDrがセミナーに参加し大変盛況にして行われました。
午前中は関節鏡、午後は解剖を中心に進められました。
トップアスリートで培われた技術が、多くの人々に伝授されることとなります。

キャダバートレーニングに参加して
日程:平成26年12月10日~12月14日
場所:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボストン
参加者:香取庸一,松永怜,中島大介,依藤麻紀子,田村圭

平成26年12月10日~12月14日の日程で、アメリカ合衆国ボストンへキャダバー(新鮮凍結屍体)を用いた膝関節鏡のトレーニングに参加して参りました。

2日間にわたり、各2肢の膝関節を用いて午前中は関節鏡を用いた半月板修復術や前十字靭帯再建のトレーニングを、午後は同屍体を用いて解剖を行いました。

当医局の香取先生がfacultyであったため、関節鏡操作の基礎から実践まで、納得いくまでご指導いただくことができました。
学生時代以来に行った解剖は手術手技だけでなく、日常診療においても大きな収穫となりました。

日程がタイトであったため、観光はできませんでしたが、夕食ではボストン名物のクラムチャウダーやロブスターを楽しみ、同行させていただいた岩手医大の先生方とも交流を深めることができました。

今回、若手世代でこのような研修に参加させて頂くことで、お互いの理解を深めながら、技術を習得できたは本当に素晴らしい経験となりました。

この貴重な機会を与えてくださった山本教授をはじめ、東京医大の諸先生方に深謝いたします。