日本整形外科学術集会は、毎年春に行われる整形外科学会全体を網羅する一番大きな学会です。今年は、第91回学術集会が神戸で5月24日(木)25日(金)、26日(土)、27日(日)の4日間行われ、東京医大からは山本教授指導のもと20演題の発表がありました。ほかの学会と異なり、演題に採用されるのに62.5%の採用率で優秀演題のみが発表となります。脊椎、関節、スポーツ、外傷腫瘍とそれぞれの班から演題が出され、この時は医局員の半分以上が学会に参加し、発表します。

1年はあっという間に過ぎますが、医学の進歩はめざましいものがあります。ある分野では、最先端の新知見を提供し、ある分野では多くの発展を学びます。常に医学を研鑽しなければ最先端の医療を目の前の患者さんに提供できないので大変です。金曜日には同門会が開かれ、医局OBの先生達も多く参加され久しぶりのご挨拶もできました。

また、整形外科ならではの特徴は、スポーツに関心のある医師が多いため、運動大会も同時開催されます。サッカー、野球、バスケットが、地方大会を勝ち抜き学会での全国大会に出場します。東医からは、サッカーと野球が参加、学会前の早朝6時30分から皆で一汗かいてからの学会スタートです。良き想い出の一コマとなりました。

学会期間中も、外来、病棟には患者さんがたくさんおり、手術は行われます。留守番担当のDrは、お疲れさまでした。来年は、横浜で行われる予定です。写真は、神戸港の風景、山本教授と会場で、松岡佑嗣先生の発表、発表を終えてみなで撮影です。

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