10月に行われた第43回日本関節病学会(札幌)で、山本晶也先生が大学院の学位テーマである、Hip-Spine syndromeについての演題で優秀演題賞を受賞しました。 山本教授の指導のもと関節班と脊椎班の共同研究で行われた、変形性股関節症の発症と脊椎矢状面アライメントの研究で、 高齢者の発症には腰椎変性と骨盤後傾の関係が関与することを統計学的手法によって証明しています。 今後の予防やリハビリ、手術方法の開発などに役立つ論文となることと思います。 歩行障害の大きな理由となる、股関節と脊椎の関係をこれからも掘り下げ続けてゆきたいです。