早いものでもう師走の季節となりました。 12月で鎌田先生、西根先生が脊椎班ラウンド終了となりました。お疲れさまでした。 合併症のある重症患者さんの多い4か月だったのでさぞかし大変だったと思います。2人で協力しあいながら頑張りました。 基礎的手技はもちろんのこと、「自分で調べる力」を身につけてもらいたいと思って教育しました。 脊椎疾患と言われる患者さんは、教科書に載っていない困難を抱えている方が多いです。 教科書やインターネットに載っていいないから、患者さんの心の問題に違いない、何でもかんでも僕はわからないから専門の先生に送ろう、では医師としての実力は永遠につきません。 今月からは、畠中先生、前川先生が脊椎班にやってきました。まず、自分で勉強し、自分の考えを持って診療にあたることが大切です。 わからないことは、調べて相談する。誰もが知らない不明の痛い、歩けない、の原因を、わかることから調べてみて、Next Betterを探して、Bestを発見する。 そしてそれを科学的に分析して医学にしてゆくということが大切です。 タフにこつこつと考え、努力を積み重ねる、その時、その日の連続が、医師としての豊かな人生となってゆきます。