手術が上手になりたい、と思うのは永遠のテーマです。一山超えたら次の山、手術の困難さは永遠です。 患者さんの痛みと麻痺を克服するのは大変です。少しでも良い手術ができるようになるため、 身近な疑問やコツをビデオを見ながら話し合おうとしてスタートしたのがビデオ研究会です。 九段坂病院、弘前大、虎の門で脊椎手術をしていた武田祐介先生、警察病院、船橋整形とさまざまなメンバーがテーブルを囲んで手術ビデオを中断しては 質問、また再開しては質問といった具合で、止血の仕方やアプローチの仕方などこまごまと話します。 今年は、6回目で広島の安佐市民病院の藤原靖先生が顕微鏡手術のビデオを持ってきてくれました。 日本のトップクラスの技術に対して質問し、また皆の質問を聞くこともあわせて大変勉強になりました。 高名な先生達が高齢になり世代が変わってきています。日本の医療技術力を支えるため精進しなければなりません。