4月 後半 スーポリ便り(台湾からチェン君と岩城君)
今週から阿部先生が初期研修医として脊椎班に1か月の予定で研修に来ています。また台湾からの医学生チェン君は2週間のポリクリが終了して来週からは循環器内科へ移ります。チェン君の整形ポリクリ回想録を掲載します。
My name is Chen Po-An, a sixth grade medical student from Chung-Shan Medical University of Taiwan, I chose orthopedic for exchange program in TMU(Tokyo Medical University). The orthopedic in TMU is like a big family, I joined the spine group leaded by Dr. Endo. Dr. Endo has a lot of plans for students, including presentation, teaching anatomy to the 5th grades, and case report. You can learn a lot from the group, even if you have no clue what orthopedic is doing. The doctors in Japan are all so friendly and enthusiast, it is impossible not to learn anything here. The orthopedics took great care of me in my two weeks stay, and I will remember the times. In the end I want to thank all the doctors in orthopedics, and especially Mr. Iwaki, who tried his best to communicate in strange English to me, I had a great time!
また、東京医大6年生の岩城君のメッセージです。
6年 岩城 敬博
自分が六年の実習で脊椎班を選択させていただき、はや3週間が経とうとしています。遠藤先生をはじめとする脊椎班の先生方は、ベッドサイドで患者さんとできるだけコミュニケーションがとりやすい環境を作って下さると同時に、入院患者さんの所見をとること、病棟回診、多くの症例における術野参加、外来での問診など、行き届いた指導のもと、より主体的に実習ができるよう配慮していただき、大変充実した日々を送ることが出来ています。その他にも、テーマを決めた課題のまとめや勉強会への参加、後輩指導など刺激的な経験を積ませていただいております。残りわずか1週間ですが、現場における先生方の動き方を少しでも盗んで、近い将来の糧にしていく所存です。
4月 前半 BKP 風船をふくらませて
加齢現象で、骨粗鬆症となることは知られていますが、近年骨粗鬆症治療の治療にはめざましい進歩があります。
そんななかでBKPという脊椎椎体骨折に対する治療はとても注目されています。
骨折によって癒合が悪くなった椎体に筒をいれて風船を中でふくらませてその中にセメントを注入する方法です。
骨折治癒が遅れて、腰痛のために立って歩くことができなくなっている方が対象となります。
写真は骨折して椎体に水がたまっているMRIとセメントを詰めて痛みが少なくなった脊椎です。
4月になり、院内の脊椎班のメンバーが替わりました。
茨城医療センター部長をしていた鈴木講師、八王子医療センターからスポーツ医学に詳しい松永先生、戸田中央病院から関節椎間にも精通している高松先生、後期研修医の関先生、東京医大6年生の岩城君(右)と台湾から中山医科大学のチェン君(左)が加わりますのでよろしくお願いします。