アレンテーブルは、ジャクソンテーブルとならんで、脊椎手術のためのX線透視可能な手術台で近年普及してきています。 インプラントを使用する脊椎手術には、スクリューの位置を確かめるためX線透視を使います。 特に最少侵襲手術(MIS)では、皮膚の上から位置を決めなければならないので重要となるため、 手術台の下に柱があったりすると透視の器械とぶつかってしまい困難なこともあります。 それらの不具合が解消するため今月から手術台の柱が体幹部分と重ならないアレンテーブルの使用が可能となりました。 手術をするための適切な体位をとることは手術の成功に直結します。使い方をマスターするために、自分達で使用してみて、器具を動かしてみました。