秋田こまちの稲刈りがすこしずつ始まってきているきれいな田園風景を車窓から眺めていると秋田駅に着きました。今年の東日本整形災害外科は、秋田大学の島田教授が主催で脊椎班からは前川(SCSの合併症に関する検討)、日下部(DHSの発症形態についての検討)が発表となりました。SCS(硬膜外刺激電極)は、難治性疼痛に対してとても有効な治療方法ですが、リード線が硬いため、リードトラブルがおこりやすいという面があり、そのトラブルシューティングについて検討しました。DHS(首下がり症候群)の発症は、外傷などによる急性発症と、慢性発症があり、その違いについて検討しています。今後、社会において、ますますニーズが広がってゆく治療なので、少しでも今回の研究結果を皆の治療に役立ててもらうよう学会誌に論文として投稿したいと思います。