2026年7月9日、10日の2日間にわたり開催された第59回日本整形外科学会骨軟部腫瘍学術集会に参加いたしましたので、ご報告申し上げます。
本年度の学術集会は名古屋で開催され、全国から骨軟部腫瘍診療に携わる多くの先生方が一堂に会し、最新の知見や治療戦略について活発な議論が行われました。
近年、骨軟部腫瘍領域では分子生物学的解析や画像診断技術の進歩により、腫瘍の病態理解が一層深まり、個々の症例に応じた治療戦略の重要性が高まっています。また、手術手技の洗練や薬物療法の発展により治療成績は着実に向上している一方で、依然として希少腫瘍や局所制御に難渋する症例も存在し、機能温存と根治性の両立、さらには長期的なQOLの維持など、解決すべき課題は多く残されています。本学術集会では、これらの課題に対して基礎研究から臨床研究まで幅広い視点からの報告がなされ、各分野の第一線でご活躍される先生方による活発な討論が行われ、大変充実した2日間となりました。
座長を務められる西田先生
市川先生
辻先生
吉川
東京医科大学からは3演題を発表し、西田先生、永井先生、市川先生、辻先生、私、吉川の5名が参加いたしました。発表や質疑応答を通じて、多くの貴重なご意見をいただくことができ、今後の診療や研究につながる多くの学びを得ることができました。
左から西田先生、市川先生、辻先生、吉川
なお、辻先生は発表後も興奮が冷め止まないご様子で会場を彷徨っており、クロークの番号札を紛失されておりました。運営の皆様ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
本学術集会では若手医師による発表も数多く見られ、骨軟部腫瘍診療のさらなる発展には、次世代を担う医師の育成が欠かせないことを改めて実感しました。日々の臨床を大切にしながら研究活動にも積極的に取り組み、より良い医療を患者さんへ提供できるよう、今後も研鑽を積んでまいります。
来年度の学術集会は札幌で開催される予定です。今年得られた学びや全国の先生方との交流を今後の診療・研究へとつなげ、教室一丸となって骨軟部腫瘍診療の発展に貢献できるよう努めてまいります。
また、学会期間中の7月9日は西田先生の68歳のお誕生日でした。日頃の感謝の気持ちを込めて、参加メンバーでささやかなお祝いをさせていただき、終始和やかな雰囲気の中で楽しい時間を過ごすことができました。
この度は2日間学会参加のため、外来・病棟業務にご迷惑をおかけしましたことを、上肢・腫瘍グループより、この場を借りてお詫び申し上げます。
今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
上肢・腫瘍G 吉川光次朗

