立春を迎えましたが、寒い日が続きます。
2月7日に新宿京王プラザホテルで東京医大整形外科学教室(山本謙吾主任教授)主催の整形外科セミナーが開かれました。
今回は、脊椎、膝関節、股関節疾患についてのテーマで東京医大病院との病診連携に参加していただいている近隣の整形外科の先生達や医局OBの先生達が多く参加していただき大変盛況な会が開かれました。
獨協医科大学教授の種市 洋先生が「成人脊椎変形」、順天堂大学教授の金子和夫先生が「股関節治療の歴史と展望」、横浜市立大学教授の斉藤知行先生が「膝壊死性病変の診断と治療」についてのご講演がありました。
側弯、腰曲りや首下がりなど重症な脊椎変形に対するアプローチ、パリ大学を中心とした股関節治療の歴史、膝関節壊死の病態に対して活発な質問が多数ありました。
整形外科の幅広い分野にわたって、日整会専門医資格継続単位・教育研修単位を所得することができるうえ、近隣医師の意見交換や、臨床に役立つ貴重な最近の知見をまとまって学ぶことができる貴重な機会であったことと思います。