脊椎班メンバー交代
7月も瞬く間に過ぎようとしています。 今月で日下部先生、小西先生が脊椎班ラウンド終了となりました。お疲れさまでした。 整形外科に入局した最初の4か月だったのでさぞかし大変だったと思います。よく頑張りました。 基礎的手技は …
歩行時脊椎矢状面アライメント
脊柱後弯症では骨盤は代償性に後傾化するが、歩行時も骨盤が後傾したまま歩くわけではなく、 立位と歩行時では脊椎骨盤矢状面アライメントは異なることをわかってきた。 歩行時には著しく体幹が前傾する患者では、骨盤の前方への傾斜が …
後方スクリューを併用した頸椎椎弓形成術
椎弓形成術は、日本で開発された後方椎弓を形成的に温存した脊柱管拡大手術です。 頸椎前弯の強い高齢者の多椎間狭窄に大変有用ですが、後弯症やS字状頸椎、不安定性頸椎には限界があり、 前方手術か後方固定を併用することとなります …
福井県臨床整形外科医会
6月25日に福井で開業している整形外科の先生達の勉強会で、脊椎矢状面アライメントの講演をする機会がありました。 姿勢の違いによって腰痛が発生したり、肩こりが発生したりする機序を矢状面アライメントから考察した内容です。 福 …
シャドーイング
シャドーイングは、教育の一種で、学生が病院の医師に影のように寄り添い、 その仕事内容や職場の様子を観察することです。 ジョブシャドーを体験することで、「仕事」とは、「働く」とはどういうことか、仕事には普段見えないところで …
酒井先生
東京医大は、本院、八王子、茨城医療センターの3施設から構成されます。 毎月第3週は、茨城から酒井先生が脊椎手術の手伝いをしに本院に来てくれます。 今週は、筑波大から研修にきている柳沢先生が一緒にいらっしゃいました。 柳沢 …
スーポリ3期生
梅雨の季節となりました。 6年生の臨床実習は3期目(1か月ごとに、3か月間臨床実習をおこなっています)の学生となりました。 今月は、関くんで5年生の実習の時から整形外科に興味を持っていて積極的であったので、顔なじみです。 …
日整会から
脊椎に関する医学の進歩はめまぐるしく、その中でも、アライメント、疼痛、骨粗鬆症に関する考え方はこの5年で大きく変わりました。 アライメントは、局所のみならず全身の矢状面アライメントを考えて治療してゆくという考え方に、疼痛 …
スーポリ2期生
6年生の臨床実習をスーポリ(スーパーポリクリ)などと呼んでいます。 正式にはstudent doctorと言うのですが、Drと呼ぶのには感じが異なるためスーポリの呼び名の方が現場になじんでいる感じです。 今月は、織本くん …
木曜日
5月になって、初期研修医の安田先生が麻酔科へ移動し、池辺先生がやってきました。 また6年生は、織本くん、小金澤くんが脊椎コースを選択して1か月間実習を行います。 木曜日は特に忙しい1日で、朝6時45分に集合して病棟処置を …
脊椎脊髄病学会2015
日本脊椎脊髄病学会は、脊椎班の国内学術発表の中では最も大切な学会です。 今年は4月16日から3日間福岡で行われ約2000人の脊椎外科医が集合して行われましたが、東京医大は遠藤、田中、鈴木、西村、松岡、小島、酒井が参加して …
新メンバーを迎えて
4月から、脊椎班に新規メンバーが加わります。 八王子医療センターから松岡先生、戸田中央病院から堀江先生が移動となります。 それに、2年間の研修医生活を終え今年整形外科に入局した小西先生と日下部先生、初期研修医2年目の安田 …
脊椎班交代
春になり、新入医局員が入ってくる季節となりました。 医局のメンバーも替わります。 出張に出る人、戻る人いろいろです。 脊椎班も1年間一緒にやってきたメンバーの移動があります。 ご苦労さまでした。 依藤先生、村田先生ありが …
骨盤回旋角(PT)と歩行
立位をとる時、歩く時に骨盤は重要な意味を持つ。 若者の場合は骨盤が前傾しているので普通に歩いていても骨盤に大きな揺れは無いが、高齢者では脊椎が垂直化し骨盤が後傾しているので、歩行時は股関節の被覆をかせぐために骨盤が前傾し …
手術室ドライラボ
変形の強い脊椎手術の場合、インプラントを使用して脊椎支持性を再建します。 インプラント手術は、器機の種類が多く手術を受け持つナースに専門知識が必要となってきます。 先日、手術室ナースを対象とした模型を使用したドライラボを …
ミャンマー医療支援 2015年
1月7日から12日まで、西村先生はミャンマーの医療支援に行ってきました。 ミャンマー北部のカチン州にあるミッチーナという街で、州都でもあるそうです。 三重大学の笠井教授指導のもと、関東労災病院の唐司先生と3人で脊椎手術を …
頚椎前方除圧固定
腰椎に比べて頚椎の椎体は小さく前方荷重分担も少ない。 そのため頚部痛の原因は、後方椎間関節痛が多いと考えられる。 頸椎前方固定は、支持性獲得力は腰椎より劣るが、アライメント矯正、前方からの頸髄、頚部神経根圧迫に対する処置 …
2014年脊椎班活動報告
光陰矢のごとしの1年でした。 今年は、鈴木秀和講師が病棟管理のトップとなり脊椎班を鈴木グループとなりました。 現在の大学常勤の脊椎班は、遠藤、田中英俊(医局長兼任)、鈴木、西村、依藤、村田、研修医から構成され、今年の年間 …